日本三大朝市ってどこ?実は四大朝市??開催日から名物まで一挙ご紹介!

日本三大朝市ってどこ?実は四大朝市??開催日から名物まで一挙ご紹介!


ご当地グルメが楽しめると観光客に人気の朝市。地場野菜のほか、地域によっては水揚げされたばかりの新鮮な魚介類などが並び、海好きにも見逃せないイベントです。

全国各地で賑わいを見せている朝市ですが、日本三大朝市とよばれている朝市があるのをご存じですか?
しかも、どうやら四大朝市ともいわれているらしい・・・!?

この記事では日本三大(四大)朝市の歴史、開催情報、名物など詳しくご紹介します。

日本三大朝市とは

日本三大朝市とよばれる朝市は以下の3つです。

・勝浦朝市(千葉県勝浦市)
・宮川朝市(岐阜県高山市)
・輪島朝市(石川県輪島市)


しかし、実はもうひとつの朝市を含めた4つの朝市をもって三大朝市または四大朝市とよばれています。

実は佐賀県・呼子朝市を入れて “四大朝市” だった?

勝浦朝市、宮川朝市、輪島朝市と並び、三大朝市または四大朝市のひとつとされているのが佐賀県唐津市の呼子朝市です。

いずれの朝市も三大朝市の名にふさわしい歴史をもち、長いものでは1000年以上の歴史があります。

それでは、三大(四大)朝市それぞれの魅力と特徴をご紹介します!

【三大朝市①】勝浦朝市(千葉県勝浦市)は新鮮な鮮魚と手づくりわらび餅が人気!

出展:Facebook

勝浦朝市
開催地下本町朝市通り、仲本町朝市通り
開催日下本町朝市通り:毎月1日~15日、仲本町朝市通り:毎月16日~月末
開催時間午前6時30分頃~午前11時頃 ※天候や仕入れにより変動
定休日毎週水曜・元旦
出展数約60~70店舗
駐車場無料駐車場あり

公式サイト
公式SNS

勝浦朝市の歴史

勝浦朝市(かつうらあさいち)は天正19年(1591年)に開設され、430年以上の歴史をもつ朝市。

当時の勝浦領主・植村土佐守泰忠は農業の振興をはかるとともに新しい漁法を勝浦の地に伝え、農産物と漁獲物を交換するための市を開いたのが勝浦朝市の始まりです。

勝浦朝市の特徴

勝浦湾すぐそばにある勝浦朝市の特徴は、水揚げされたばかりの鮮魚や天然の干物が並ぶこと。旬の時期は特にカツオがおすすめです!

農家さん、カフェのオーナー、クラフト作家など地元の出店者との交流も楽しみのひとつ。

また、“朝市リモートショッピングサービス”を提供しており、朝市のライブ配信を見ながら食材をリアルタイムで購入できるので、現地に行けない方も楽しめます。
※買物代行手数料が別途かかります
※購入した地物食材は翌日お届け(配送に2日以上かかる地域への配送は不可)

勝浦朝市の名物&グルメ

・「南蛮屋」のわらび餅

出展:Twitter


・「うおすい」の海鮮丼

出展:Twitter


・「夢てらす・みよまつ」のソフトクリーム

出展:Twitter


・新鮮なカツオなどの魚介類

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勝浦朝市へのアクセス

電車…JR外房線「勝浦駅」より徒歩10分
車…市原鶴舞ICより約40~50分

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【三大朝市②】宮川朝市(岐阜県高山市)は飛騨高山名物が自慢!

出展:Facebook

宮川朝市
開催地岐阜県高山市下三之町
開催日毎日
開催時間午前7時~午後12時
(12月~3月は午前8時~午後12時)
定休日年中無休
出展数40~50店舗
駐車場なし ※近隣コインパーキングあり

公式サイト
公式SNS

宮川朝市の歴史

宮川朝市(みやがわあさいち)の始まりは江戸時代、1819年頃に高山別院前でおこなわれていた「桑市」(養蚕の市)が元祖といわれています。

その後は野菜や花なども売られるようになり、明治・大正時代には大いに賑わいをみせますが昭和時代の戦争で一旦中止に。
戦後、陣屋前などにできた闇市が安川通りに移転。再開した朝市は徐々に規模が大きくなり、市は500mを超えるほどになりました。

しかし安川朝市として大繁盛するなか立ち退きを命じられ、幾多の困難を乗り越えながら現在の場所に落ち着き、宮川朝市として今日に至ります。

宮川朝市の特徴

宮川朝市の特徴は、飛騨高山の新鮮な野菜や果物と民芸品。
飛騨高山の名物といわれる「さるぼぼ」やさるぼぼを刺繍した小物、木工作品などが並びます。

宮川朝市の名物&グルメ

・民芸品

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・飛騨メロン

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・みだらしだんご

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・「ノアドココ」の飛騨高山プリン

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・「たこ焼きさごう」のたこ焼き

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宮川朝市へのアクセス

電車…JR「高山駅」より徒歩10分
車…高山ICから約10分

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【三大朝市③】輪島朝市(石川県輪島市)は絶品海鮮丼や工芸品が人気!

出展:Twitter

輪島朝市
開催地石川県輪島市河井町 朝市通り
開催日下記定休日以外、毎日開催
開催時間8時30分〜正午
定休日第2・4水曜、1月1日〜1月3日 ※臨時営業あり
出展数約200店舗(状況により約100店舗)
駐車場有料駐車場あり

公式サイト

輪島朝市の歴史

輪島朝市(わじまあさいち)の歴史は三大朝市のなかで最も古く、平安時代からおこなわれていたという文献があります。

神社の祭礼日などに生産物を持ち寄って物々交換したことが市の始まりとされ、以後、1000年以上にわたり続いています。

輪島朝市の特徴

日本海を臨む輪島朝市は、漁師町の人たちが売る新鮮な魚介類が魅力!また出店数の多さも特徴で、朝市通りと呼ばれる約360mの商店街には生鮮食品や伝統工芸品など約200店が並びます。

親から子へと先祖代々引き継がれる露店が多く、朝市の歴史を聞くなど地元の人との会話も醍醐味です。

輪島朝市の名物&グルメ

・「朝市さかば」の海鮮丼

出展:Twitter


・「ラ・レーヴ」の輪島プリン

出展:Twitter


・いしる(能登地方に古くから伝わる魚醤)

出展:Twitter


・えがらまんじゅう

出展:Twitter

輪島朝市へのアクセス

電車…のと鉄道「穴水駅」から輪島駅行きバス乗車→「輪島高校前」下車 徒歩約10分、JR「金沢駅」から輪島行き特急バス乗車→終点「輪島マリンタウン」下車 徒歩約5分

車…のと里山空港ICから約20分

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【三大朝市④】呼子朝市(佐賀県唐津市)は獲れたての活イカやウニが楽しめる!

出展:Facebook

呼子朝市
開催地唐津市呼子町呼子朝市通り
開催日毎日
開催時間午前7時30分〜正午頃
定休日元旦
出展数約40~60店舗
駐車場無料駐車場あり

参考サイト:唐津観光協会

呼子朝市の歴史

呼子朝市(よぶこあさいち)は約100年の歴史をもつ朝市。漁師と農家が鮮魚と農産物を物々交換していたことが始まりといわれています。

しかし、かつては約200mの朝市通りいっぱいにあった店舗も高齢化や観光客の減少などが原因で年々減少。そんな現状を打破して賑わいを取り戻そうと、2018年にこだわりの手づくり雑貨や県内外のショップによる”お試し出店”など新しいジャンルを取り入れた「呼子マルシェ」が朝市内に誕生しました。(呼子マルシェは年数回開催)

呼子朝市の特徴

呼子朝市の特徴は、名物「呼子イカ」を始めとする新鮮な魚介類。自家製イカの一夜干し、イカしゅうまい、殻付きウニ、サザエなど魚介グルメがたくさん!

また呼子マルシェでは唐津焼や手づくり雑貨など、作家によるこだわりの作品が並びます。 特に伝統工芸品の唐津焼は窯元が出店してるためリーズナブルな価格で購入できたり、作家と会話できるとあって海外の観光客も訪れています。

呼子朝市(呼子マルシェ)の名物&グルメ

・新鮮な魚介類&魚介グルメ

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・いかプレスせんべい

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・いかしゅうまい

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・唐津焼などの手づくり品

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呼子朝市へのアクセス

電車…JR唐津駅→大手口バスセンターから呼子行きバス乗車→「呼子」下車 徒歩約1分
車…唐津千々賀山田ICから約30分、多久ICより約1時間

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まとめ:朝市はご当地グルメも楽しめる観光スポット!早起きして出かけよう

いかがでしたか。
朝市は新鮮なご当地食材を買って食べて楽しさ満載!地元の人たちや知られざるグルメとの出会いも魅力です。

お出かけの際には、ぜひご当地の朝市をチェックしてみてくださいね。

日本三大朝市ってどこ? 文中画像

出展:ぱくたそ

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